基本技術 操作編
メンタリズムでの操作とは、誘導や「暗示」です。
操作はあくまで、相手に悟られずごく自然に気付かれずに行うことが必要です。「相手に自分で選んだ」と思わせることが重要です。
暗示の最たるものが「催眠」です。
催眠は治療にも使われるほど信頼性があるものです。
「これからあなたを催眠にかけます」と言われれば警戒されますが、言い方を変えるだけで、相手に警戒されなくします。
「催眠にかかた経験はありますか?」
こう聞くと相手は、催眠について考えます。過去自分がどうだったか、そして答えます。「ありません」、「1回だけ」、「わかりません」など
そして、「催眠にかかるとどうなるでしょうか?」と続けて質問されると
相手は催眠にかかった状態をを考えます。
そう考えさせることで、相手は徐々に暗示にかかっていきます。
これは、催眠について、相手は「自分から催眠にかかった自分をイメージした」と考えるのです。
あなたがそう仕向けたとは思わずに・・・
違う場面では、あなたは部屋に入り友人に「この部屋暑くない?」と言います。その言葉に相手は「窓開ける?」を聞いてきます。
すると友人は窓を開けてくれます。
これも友人は「命令されてやった」、「頼まれてやった」とは思わないでしょう。
こういった言動で少しずつ相手を催眠かけていく方法もあります。
これを行っているのが催眠療法です。
催眠療法は徐々に行います。これにも理由があります。徐々に暗示にかけた方が効果が高いからです。
あくまで、相手に決めさせる!これがメンタリズムの操作です。