手を使って誘導する
ぱっと見てどうですか、左に注目しませんでしたか?
これが手を添えるだけで、注目されるテクニックです。
あなたが商品Aと商品Bをお客様に紹介しているスタッフだとします。
お客様は「AとB」どちらにするか悩んでいます。
あなたは商品Aを売りたいと思っています。
お客様に商品を見せる時に、さりげなく、売りたい商品に軽く触れます。
今回は、商品Aを売りたいので、「どちらにしますか」と聞きながら軽く商品Aに触れます。すると、お客様は自然と商品Aに注目してしまいます。人間は自分で「選びたい」という願望があります。なので、どんなお願いしても意味はありません
これは人間の習性を利用したテクニックです。
解りやすくすると、100枚の白紙の紙がテーブルの上にあります。しかし、その中に1枚だけで赤い紙があれば、あなたは自然と赤い神に注目すると思います。
つまりこの色の部分を手で行っているわけです。
通したい企画書があるなら、提案時に通したい企画書に軽く触れるのです。
この時、重要なのは机から一度手を引っ込める事です。
手で隠して注目度アップ!
人間は情報量が多いものを選択する傾向があります。
つまり、全体像が見えないものに対して良い印象を持ちにくいのです。
ですから、『注目して欲しい、印象に残したい』と思う方じゃない物を手で隠す事で、相手の選択肢を誘導するのです。
選んだものを当てるパフォーマンスを見てみるとよくこの手法が使われています。