言葉で誘導する



このテクニックは、二者択一を迫るときに使える簡単な会話テクニックです。
それは、エリクソン博士が催眠療法用として広めた「ダブル・バインド」という会話法です。

このダブル・バインドは、お願いしない事がポイントです。

あなたは、誰かに物事を頼むときにお願いしていませんか?

商品を売りたいときに
「お買いになりますか?」

会社でコピーを頼むときに
「200部コピーお願いできますか?」などは会話テクニックとしてはダメです。

これらの質問は相手に対し、選択肢を与えています。
商品を買うか?買わないか?、コピーをとるか?とらないか?

大切なのは、相手に主導権を握らせない事です。

ではどうするのか、相手に「逃げ」の選択肢を与えない事です。


「お買いになりますか?」ではなく、「プレゼント用に包装しますか?それともご自宅用?」

「コピーお願いできますか?」ではなく、「コピー200部なら、午前と午後どちらが確実?」

こう質問すると相手に「ノー」だけで済ませることができない会話テクニックです。
このテクニックで会話に広がりを持たせることができます。
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