服装・アイテムから観察する



心理学にヒューリスティックというものがあります。ヒューリスティックとは人間が経験則によって無意識のうちに判断してしまうことです。
「メガネを掛けてる人を見て」真面目そう、とか「金髪にピアスの男性を」怖そうと思うことです。

必ずしも、見た目と性格が一致するわけではありませんが、そういった格好をしている人、自身もあなたと同じように感じるはずです。


例えば「メガネを掛けると真面目に見える」なら、真面目に見られたいからメガネを掛ける。
こういった行動をとる人はいます。

あなたも、服装を決めるときにオシャレに見られたい又はダサイと思われたくないから、コーディネートを考えますよね。

逆に、服にまったく興味の無い人は、コーディネートなんてせずに、服を着ます。

このように、服装だけでも相手がどんな人か、他人にどう思われたいのかがわかります。

次に持っているアイテムを観察しましょう。
もっともわかりやすいのが、結婚指輪です!
特に、スーツを着ている男性サラリーマンが左手薬指に指輪をしていれば、確実に妻もしくは彼女がいることがわかります。

判断理由は、「スーツを着る仕事」「男性」「仕事中でも許される指輪」
この3つが上げられるでしょう。

加えて、ワイシャツにアイロンがかかっている、靴がピカピカであるなら、献身的な奥さんがいる可能性が高くなります。

このように、ただ指輪だけを観察するのではなく、服装、服の状態を見ることでより判断の制度が上がっていきます。

では、もう一つ、よくDaiGoさんがパフォーマンスをする際にペンなどを借りているの見たことはありませんか?
これは、単に仕掛けのないことを証明するだけでなく、そのペンから相手を観察しているのです。
ペンの色から好きな色、デザインから女性的、男性的、ペンの価値から裕福なのかどうかなどがわかります。

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